この校章は豊橋南高等学校の前身の二川分校生徒の羽田 　　　　久子さんの図案をもとに当時時習館高校美術教師朝倉勝治 　　　　氏がデザインしたものである。 　　　　天白原台地上の本校の周辺は起伏に富み，低地には沼地・ 　　　　湿地も点在している。 　　　　ここに６月中旬開花する“のはなしょうぶ”の群生は見事であり 　　　　天然指定物の指定も考慮されたといわれるが，当地域が陸軍 　　　　用地であったため，ついに指定されることなく，今日に及んだ。 　　　　 　　　　校章には，この“のはなしょうぶ”と愛知県立豊橋南高等学校の 　　　　“みなみ”をアルファベットの“Ｍ”で表したものと組み合わせると 　　　　ともに，漢字の“南”も合わせて図案化したものである。 　　　　花心のは旭日で若い力を，花弁としてのは鼎であり，協 　　　　力と安定を意味している。 　　　平成１２年６月，卒業２５周年を記念して，第１〜３回卒業生が 　　　本校　“青春の杜”内に“のはなしょうぶ園”を造った。