愛知県立蒲郡高等学校　学校長より

第１９代　校　長　　川　村　昌　宏

　蒲郡高校は、平成２４年度に創立１００周年を迎える三河地区有数の歴史と伝統ある学校です。また、平成１５年度から県下２番目の総合学科高校として新たなスタートをきった若々しい学校でもあります。さらに、困難に挑戦して夜間に学習するという定時制課程も設置しています。

　総合学科高校としての本校のセールスポイントは大きく２つあります。
　一つは、主に２年次から、自分の興味・関心や将来の進路希望に応じて、多様な科目を選択できることです。国公立大学進学から短期大学、専門学校、就職まで、どんな進路にも対応できるように、１００科目以上の選択科目が用意されています。
　もう一つは、大半の授業が少人数で実施され、きめ細かな教科指導が行われていることです。生徒と先生の関係もとても親密です。

　定時制課程は、各学年１クラスであり、「ちいさくて　あったかな学校」です。少人数で家庭的な雰囲気のなか、お互いの気持ちを大事にして学校生活を送ることができます。

　本校のめざすものは、特に次の２点です。

（１）生徒と一人一人を大切にし、自ら意欲的に学び、夢を育む学校づくり

（２）基礎・基本を重視して、確かな学力を身につけられる学校づくり

　生徒・教職員が一丸となって、この２つの「学校づくり」のために、日々懸命に努力しています。
　蒲郡高校は、「これまで」よりも「これから」を重視し、「蒲校で学ぶ・学びたい」という意欲と熱意を大切にして、生徒がいきいきと活躍でき、自分たちの可能性を拓くことのできる「チャレンジスクール」（自分にチャレンジする）をめざしてがんばっています。また、勉強と部活動と地域貢献を通して、地域の期待と信頼に応えられるようにがんばります。新しい蒲郡高校を一緒につくってくれる意欲と熱意あふれる生徒の皆さんを待っています。